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Words.

アルバム名と企画名について。

どうも 水瑛です。

先日Twitterにて8/12にリリース予定のミニアルバムのタイトル、及び同日に開催予定のリリースイベントの企画名を発表させていただきました。

その名もどどん

アルバムタイトル

【ao.】

リリースイベント企画名

「宇宙のきまぐれ」

です。

何故このようなタイトルまた企画名に決めたのか、今回少しお話ししたいと思います。

まずアルバムタイトルについて。

はじめにタイトルを決めるにあたり、自分の中でいくつかの条件を出していました。

・日本語でも英語でもない、あまり耳馴染みのない響き ・「か行」や「た行」、また濁点等を含まない滑らかな響き ・上記の条件が揃っていても「なんか格好良い」だけでなく、アルバムの内容に沿った意味を含んだ言葉

などなど。

とはいえ、そのような都合の良い言葉がすぐに見つかる事も無く。 決まらんな〜〜決まらんな〜〜 と半ば焦りつつ時だけが過ぎて行きました。

そんなある日 とある方々と他愛ない話をしていた時です。

その中の一人がハワイがお好きで何度か訪れているということから、ハワイ語って神秘的ですよね〜という話になり。

ラナ、マナ、ウミ…などなどいくつか上げていた所、 その一つに『アオ』という言葉がありました。

あお?青? なんか引っかかるな。

聞いた瞬間に私はその言葉の意味を調べていました。

某サイトから引用したものによると、『アオ』の意味はハワイ語で

1. 光、日中、日光 2. 夜明け(夜明け前の) 3. 智慧, 叡智, 見識、賢明、啓蒙、啓発、教化 4. 雲(一般的な意味として) 5. 世界、地球、領域 6. 慎重、注意、用心、軽快 7. 意識の回復

とのこと。

それを聞いた時、今回のアルバムと不思議なくらいしっくりくるな、と感じました。

周囲の熱量に追いつけず、遠回りに遠回りを重ねて、寄り道して、本当に何もかも辞めてしまおうかと思っていたけれどやっぱりやめられずここからまた始めることを選んだ。

そんな夜明け前のような、一筋の光明のようなここから回復していくような。

そんな作品であると自負しています。

世界とか地球とか叡智とかそんな大それた要素も含んでいたりして。

だけどここで調子づくなよ、用心しろよ、

という戒めも込め。

(因みにハワイには行ったことないけどね)

また今回のアルバムの裏テーマとして 「色とりどりのブルー」というものがあります。

以前某ジャズミュージシャンのライブへ行った際、MCで「ブルーデビル」についてのお話をされていました。 その内容というのも実はうろ覚えなんですが、

『人間の心にはしばしばブルーデビルが忍び込み、

それにより妬み、嫉み、悲しみ、欲望などのブルーな感情が生まれる』

というものだった、、、気がする。

うろ覚えではありますがその話は私にとって非常に印象深く残り、

「でも、ブルーな気持ちって妬み嫉み悲しみ欲望だけじゃなくもっと無数にあるかも」 「私がやりたい音楽はそういう色とりどりなブルーを歌にして昇華していくことなのかも」

と色々と考えてしまいました。

たとえば

叶わぬ恋をすること 愛する人を失うこと 子供時代を懐かしむこと 夢描いたような自分に中々なれないこと 漠然と老いや死を恐れること 遥か宇宙に思いを馳せてみること 詩や音楽に涙すること

それら全ては「ブルーな気持ち」と一言で片付けることはできても、一つ一つよく見れば薄い水色だったり

宵闇のような濃紺だったり

小瓶の中の絵の具だったり

荘厳な大海だったり

優しく静かだったり

おどろおどろしく荒ぶっていたり 様々な筈です。

だけど全ては同じ場所へ、内なる宇宙へ辿り着く。

私はそういう音楽を作っていきたい。 その事実を噛みしめるように、刻み付けるようにという意味も込めた上で、

今回の1stミニアルバムのタイトルは【ao.】に決めました。 結局かなりシンプルなタイトルになりましたが、原点的で響きもつるっとしてて結構気に入っております。

(何度も言うけどハワイに行ったことは無い、、、無いんだぜ、、、)

そしてリリースイベント名 「宇宙のきまぐれ」についてです。

これは、自分自身の楽曲の歌詞から取りました。

私の楽曲「僕らの未来」の歌詞の中に

この世に生まれた全ての命が 宇宙のきまぐれだったとしても また僕は性懲りも無く 君と歌を歌うだろう

というものがあります。

これは本当に何の捻りも無いそのまんまの意味ですが。

8/12に出演する事を快諾して下さった素晴らしい三組もこの日来て下さる方々も、そして私自身も

本当にほんのはずみでこの世に生まれただけなのかもしれない。

もっと言ってしまえばこの世に生まれた全てのものに大きな意味も使命も無いのかもしれない。

それこそ宇宙のきまぐれで。

そういうことを考えて考えていくとどうしようもなく悲しくなります。

怖くもなります。

絶望的になって、気が狂いそうになる。

それでも性懲りも無く歌いましょう。

泣き怒り笑い、喜びましょう。

悪足掻きしてやりましょう。

辿り着く先も意味もまだ分からなくても。

恥なんて私はとうにかき尽くした。

そしてこれからもおそらくかき続ける。

それでもまたきっと性懲りも無く、音楽をやるのでしょう。

ですので是非、

あなたやあなたやあなたやあなたやあなたや......................................あなたに!

この時間を共有して欲しいです。

宇宙のきまぐれが繋がって生まれたこの日を見つけて下さい。

そして観て聴いて下さい。

きっと後悔はさせません。

そしてここで終わらせないように、

次へ行く為の大きな分岐点のような日に出来るよう私自身全力で仕上げて行きたい所存です。

ここからまた少しずつ情報も公開して行きますので、どうぞ追って見ていただけたら是幸い。

やるぜやるぜ私はやるぜ

と言う訳で

アルバムタイトルと企画名についてでした。

熱込めて書き過ぎたかな〜

根気強く最後まで読んで下さった方々ありがとうございます。

またな!見てろよ!

では。


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