Love Letter
2016年3月頃作
海を渡った先にはまだ見ぬ近しい存在がいる事を知って作った曲
私の中ではとてもシンプルな曲です。
『Love Letter』
堤防の上を歩きながら 気休めに知っている限りの
孤独な偉人の名前を唱える 未だ何者でもない私
こんな時ベタな映画なら 誰かが望んだ言葉をくれるけど
そんなもの期待して 凍える前に
もう帰ろう
貝殻に耳寄せるように 風に頬寄せて
そっと
見知らぬ国の どこかの街に生きる
名も顔も知らぬ誰かの
涙の匂いが風に乗って届いた
今確かに
寒空の下で ひび割れた唇が
探すのは やがて出会う
誰かに届くような どんな言葉も越えて
音に乗るLove Letter
自堕落な日々の生活を ドラマチックに自己肯定して
ベッドに潜り込んでる間に世界が
手に入る筈無いだろ
大きな腕に抱かれるように 風に身を預け
行くよ
見知らぬ国の どこかの街に生きる
名も顔も知らぬ誰かの
私に似た眼差しが雲間に見えたようで
寒空の下で ひび割れた指先が
大袈裟に指揮を執る
誰かに届くように どんな言葉も越えて
音に乗れLove Letter
見知らぬ国の どこかの街に生きる
名も顔も知らぬ誰かの
涙の匂いが風に乗って届いた
今確かに
寒空の下で ひび割れた唇が
探すのは やがて出会う
あなたに届くような どんな言葉も越えて
境界も越えて
音に乗るLove Letter